地域別

エストニア
ラトビア
スウェーデン、ヘルシングランド地方
オーランド諸島とロホヤ・フィンランド

バルト海沿岸諸国の実情

エストニア ラトビア スウェーデン、ヘルシングランド地方 オーランド諸島とロホヤ・フィンランド
Capital タリン リガ ストックホルム ヘルシンキ
Territory (m2) 45 227 64 573 407 311 338 424
Population 1 315 635 2 023 825 10 379 295 5 487 308
Population density
inhabitants per km2
28,4 31 25 17
Languages spoken エストニア語 英語、ドイツ語、ロシア語もANAされている。 ラトビア語 英語、ドイツ語、ロ シア語も話されて いる。 スウェーデン語 英語も話されて いる。 フィンランド語 スウェーデン語、英語も話されて いる。
Currency EUR EUR SEK EUR
Country code +372 +371 +46 +358
Location time GMT + 2時間 GMT + 2時間 GMT + 1時間 GMT + 2時間

一般的な情報

まずツーリストは、海、空、陸路でデスティネーションに到着します。主な空港はストックホルム、ヘルシンキ、タリン、リガの各都市にあり、これらの都市間では多くの航空便が運航されています。また、デンマークのコペンハーゲンまで飛行機で行き、そこから電車やバス、車で橋を渡ってスウェーデンのマルメ(Malmö)まで行き、そこからさらに北へ旅を続けることも可能です。いくつかのフェリー航路がスウェーデンと他のデスティネーションを結んでいます。主なフェリー乗り場は、スウェーデンのストックホルム、フィンランドのヘルシンキ、エストニアのタリン、ラトビアのリガ、リエパーヤ(Liepāja)、ヴェンツピルス(Ventspils)で、エストニアの島々と本土を結ぶローカルフェリーもあります。ヘルシンキ〜ストックホルム間、トゥルク〜ストックホルム間、タリン〜ストックホルム間では、全てのフェリーがオーランド諸島に寄港します。リガとタリン間はバスが、タリンとヘルシンキ間はフェリーが定期的に運行しています。

首都に関する情報

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タリン

コントラストの町です。中世ハンザ同盟の町と21世紀風ガラス張り建築が隣り合って同居しています。タリン旧市街は中世北欧の交易都市の街並みが非常に素晴らしい状態のまま残されており、街全体がユネスコ世界遺産となっています。

タリン ツーリストインフォメーションセンター
Niguliste 2, 10146 Tallinn, Estonia
Phone: +372 645 7777
E-mail: visit@tallinn.ee
www.visittallinn.ee

リガ

バルト圏随一の大都市を特徴づけるのは、絵画のような旧市街、ユネスコ世界遺産のアールヌーヴォー建築、都市の喧騒とくつろぎのカフェです。多くの若者たちをヨーロッパ中から惹きつけてきたリガは、新しい世代のための楽しい町であると言えます。

リガ ツーリストインフォメーションセンター
Rātslaukums 6, Riga
Phone: +371 6703 7900
E-mail: info@rigatic.lv
www.liveriga.com

ストックホルム

ヘルシンキ

北欧情緒あふれる緑の町です。近代建築と現代的デザイン、人気のファッションレーベル、中心部で行われる様々な文化イベントやフェスティバルが、この町を特徴づけます。ヘルシンキ港入り口にあるスオメンリンナ要塞はユネスコ世界遺産でもあります。

ヘルシンキ ツーリストインフォメーションセンター
Pohjoisesplanadi 19, Helsinki.
Phone: +358 (0)9 3101 3300
E-mail: tourist.info@hel.fi
www.visithelsinki.fi

おみやげ・ギフト

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手織物やニット、カラフルなミトン、靴下、ニットセーター、ウールスリッパなどが最も人気です。

木製品:お土産屋さんには必ず木製品コーナーがあり、セイヨウネズの木から作られた品々が、良い芳香を放っています。バターナイフ、ジュエリーボックス、キーチェーン、鍋敷きはいかがでしょう。自然の木々や動物にインスピレーションを受けたエストニアのアーティストの手による、木製スマホカバー、木製ボウタイ、動物をかたどった指輪などの品々があります。

食品:チョコレート、マジパン、カマ(kama: 大麦、ライ麦、オーツ、豆類を、炒って粉にしたもの。バターミルク等に混ぜて朝食とする)、ドライフルーツ、ヘラジカやイノシシのソーセージ、ニシンと黒パン、クラフトビール、様々な有名地酒(リキュール)はいかがですか。他にも、様々なジャムやジュース、ドライベリーなどもあります。

手織物:オーセンティックな色彩と模様は現在のアパレル製品にも用いられています。ウールやリネンなどの自然由来の製品が最も人気です。

陶器:有名な伝統製品にして今でも日常的に用いられています。様々なデザインのマグ、お皿、ボウルが、伝統的なスタイルで料理を提供する際に用いられています。

ハーブティー:

ハーブティーは特にサウナ儀式の際に人気があります。ハーブ農家は高品質のハーブティーを作り、単なる飲料用だけではなく、薬用・美容用にも使える、様々な植物をミックスするレシピを有しています。

はちみつ:採取時期や近隣に植えられた植物によって、多種多様な種類のはちみつがあります。養蜂所は純朴な自然の中にあり、そこで取れるはちみつはピュアでナチュラルです。

ジュエリー:古来からのシンボルをかたどったブロンズやシルバー等のジュエリーがあります。各シンボルには固有の意味があり、伝統的に着用されています。

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フィンランドで人気のあるお土産は、例えばフィンランドデザイン(Iittala、Fiskars、 Marimekko)の製品、ムーミングッズ、地元食品などです。

便利な情報とリンク

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エストニアの公式観光サイト

www.visitestonia.com

ラトビアの公式観光サイト

www.latvia.travel

スウェーデンの公式観光サイト 

www.visitsweden.com

フィンランドの公式観光サイト

www.visitfinland.com

バルト海沿岸の気候と季節の行事

ここには春夏秋冬の四季があります。それぞれの季節ごとに特別なイベントとして、キノコ狩り、ベリー摘み、ハーブ集め、アイスフィッシング(穴釣り)、農業体験、さらに伝統的な季節のお祝いを楽しめます。

冬:12-2月

寒い冬の季節に輝きを与えるクリスマスは、美しく飾られたクリスマスツリー、グリューワイン(香辛料入りホットワイン)、アート市場、クリスマス音楽などで活気づきます。この時期には、キリスト教の伝統とキリスト教伝来以前の冬至の慣習が、共存し混ざり合っていることを目にするでしょう。様々な雪上アウトドア活動 -スキー、クロスカントリー、アイスフィッシング、スノーモービルなど- を楽しめます。なお、凍った道を運転するのは非常に特殊な事なので、冬は公共交通機関に頼ったほうがよいでしょう。

春:3-5月

寒い冬の後の目覚めの季節です。バードウォッチングには最適で、巣作りのために渡ってきたツル、ハクチョウ、ガン、コウノトリの群れを見ることができます。白樺ジュース(樹液)を集め始めるのもこの時期で、爽やかで健康的なフレッシュ白樺ジュースを楽しむことができるでしょう。田園風景は緑・白・黄の色彩を帯び始め、チェリー、プラム、リンゴの木に若葉が芽吹き花萌ゆる季節です。

夏:6-8月

この暖かい季節に、ウォーキング、サイクリング、ボート、乗馬を楽しみ、屋外で自然の美しさを欲しいままにしましょう。様々な野菜、フルーツ、ベリー、魚を楽しめる最良の季節です。6月21-23日の夏至祭は夏のハイライトです。森にはベリガあふれ、8月の下旬にはキノコ狩りシーズンも始まります。フィンランドでは自然享受権を定めた法があり、誰でも森に入ってベリー摘みやキノコ狩りを行う事が許されています。ラトビアでは、国有地であれば先述のような行為はおおむね許されています。エストニアでは、自然文化保護地域には、徒歩、自転車、スキー、ボート、乗馬によってのみ立ち入リガ許されています。また同国では、私有地であっても、狩猟禁止のサインを掲げていない場合、所有者による口頭での禁止がなされない限りは、ベリー、キノコ、薬草、(乾燥した)落ち枝を拾うためにそこに立ち入ることが可能です。

秋:9-11月

9月前半は気候も穏やかで、キノコ狩りや様々なアウトドアでのアクティビティに適していますが、後半にもなると木々は紅葉し始め、そこに霜が降りたときの色彩が見せる雄大かつ壮大な風景は、必見の価値があります。10-11月は暗い季節なので、街中でのコンサート、演劇、アートパフォーマンスなどが中心的な活動になってきます。